導入事例紹介-三重県津市-管理辞退の古い受電設備のスムーズ対応
工事名 | 受電設備更新及びPCB含有機器搬出工事 |
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施工場所 | 三重県津市 |
導入のきっかけ
6階建ての商業ビルを購入しましたが、購入直前になって思わぬ事実が判明しました。高圧受電設備が古いため、所有者の変更を機に保安点検から手を引きたいと担当法人から言われました。これには売主さんも買い手である私たちも困惑しました。
1969年にできた古いビルで、これまでの設備の更新履歴もよくわかりませんでした。このままでは経年劣化の不具合も起きかねず、設備の入れ替えを行うことになりました。
状況を調査したところ、保管されていた変圧器に低濃度PCBが含有されているのが判明したほか使用中の変圧器、高圧ケーブル、零相変流器(ZCT)、地絡継電器(DR)などの更新が必要と判断されました。
お客様のコメント
すべての機器を揃えるには時間がかかることも承知していましたが、県庁所在地の駅前という商業地でもし波及事故でも起きたら周囲にどれだけ迷惑をかけてしまうかと気が気ではありませんでした。一刻も早い工事の実施をお願いしました。
工事が工事が終わった後、古い高圧ケーブルは内部の腐食が進んでいて危険な状態だったと聞きました。事故が起きる前に工事できて本当によかった。それも、可能な限り速やかに対処してもらえたおかげです。
参考資料:環境市場新聞 第79号 設備改善対応事例より